1社からトライアルの合格通知をいただきました。
これまで狙いを定めてきた特許分野の和訳ではなく、産業翻訳の英訳での登録となりまして、正直この結果に驚いています。
英訳の適性があると客観的に認めていただいたことを有難く受け止めて、スキルのブラッシュアップに励んでいかなければなりません。
とりあえず、トライアルに合格できてほっとしています。応募自体にも壁があり、課題の攻略にも壁があり。この数か月は出口の見えないトンネルの中をひたすら前に向かって歩き続けているような状態でした。
ようやく視界が開け、進路が見えてきたのは、講座の管理人様によるガイドと、受講生の皆様からの刺激に他なりません。
トンネルを抜けた後の景色はなかなかエキサイティングなもので、新たな意識改革が必要なようです。
つまり、英訳と向き合うということ。
「原文から情報をイメージとして正確に読み取る」ことは和訳も英訳も変わりはありませんが、読み取ったイメージの表現方法はそれぞれ趣を異にしています。
とにかく英文はシンプルに組み立てる。
ここがキーのように感じられるので、スキルアップに没頭したいと思います。
会社員時代、所属部署では公用語が英語だったのですが、中国人の上司が話す英語のわかりやすさに衝撃を受けた経験があります。
とにかく英語がシンプルでわかりやすい。日本人による日本語の説明よりも内容が頭に入ってくる。英語ネイティブとも完璧にコミュニケートしている。プレゼンめちゃうま。
その上司は英語の表現における型をたくさん持っていて、状況に合わせてシンプルな単語を組み合わせて運用していたように思えます。
翻訳もコミュニケーションの手段の一つであるので、表現の型を可能な限り多く体得し、文脈に合わせてシンプルに運用することを心掛けていきたいです。
せっかくいただいたトライアル合格。期待に応えるために尽力して参ります!