謹賀新年

新年あけましておめでとうございます。

大変な状況が続いておりますが、本年が皆様にとって楽しみあふれる一年となりますよう、 謹んで新春のお慶びを申し上げます。

さて、私事ですが、2021年を振り返りますと、翻訳業については大きな飛躍の年となりました。詳細は、レバレッジ特許翻訳講座の受講感想および前回の記事でお伝えした通りです。

その後、当面の目標にしていた、英→日翻訳の仕事の効率性アップを達成し、順調に前進しております。具体的には、新たに新規クライアントを開拓し、ライフサイエンス分野の一部の領域に範囲が限定された案件を、連続的に一定の間隔を空けて受注できるようになりました。

これにより、しっかりとした金銭的投資が可能となっただけでなく、勉強等のまとまった時間的投資も、ストレスなく行えるようになりました。

今年の日の出は6:50ごろ

目下、翻訳業の次のステップを含めたライフワークに向けての準備を進めております。

受講感想の提出が自身の経歴を振り返る契機となり、人生の時間軸上における現在の位置が、これまでの経験をまとめ上げて一つの行動に収斂させていく段階に入ったことを意識するようになりました。

当時、なぜそのような行動をとったのか、それに興味を持ったのか、といった質問を、時間をかけて一つずつ自分に問いかけ、タイムカプセルについたほこりを手で払うようにしながら明らかにしていく。

そうするうちに、過去の数々の事象に通底する観念のようなものが見えてきて、ああ、自分がやるべきことはこれなんじゃないか、という静かな確信を抱くようになりました。

雑誌の創刊を考えています。

まだ企画設計を詰めている段階なので、詳細はお伝えできないのですが、大きなテーマについて考える雑誌にしようと思っています。まずはKindle出版でシリーズ化し、将来的には多岐にわたる事業のハブとなるような存在にしていく計画です。

インディペンデントな形で雑誌を作る=勝手に編集長になる、ということですから、それなりの能力が試され、かつ、相当の責任を負う必要があります。開発すべき、深めるべきスキルは山のようです。

編集作業[企画/取材/制作(ライティング/翻訳/デザイン/インフォグラフィック等)]のみならず、マーケティングおよびブランディングにも明るくなりたい。とにかくやってみたい、という原動力を糧にして、少しずつ進めていく所存でございます。

ライフワークとしての雑誌制作が、金銭的利益に直接結び付くかどうかはわかりません(むしろ、人との関わり合いなど、純粋な楽しみの経験を追求しています)。ですので、それを持続可能にするために、また、実際的な生活のために、雑誌制作の過程で培うスキルを、現在の翻訳業の専門分野(ライフサイエンス)と組み合わせて、ビジネスに結びつけることを計画の一端に含めました。

右足でライフワークのペダルを踏み、左足でビジネスのペダルを踏む。そのようにして車輪を前に進めていきたいと思います。

2022年は、翻訳業で稼ぎながら、電子雑誌を一冊作ってみることが目標です。1月はまずインフォグラフィック(データ・ビジュアライゼーション)の勉強から。

以上、個人的な事柄をお伝えさせていただきました。まだまだ寒い日が続きますが、皆様どうかお体にはお気を付け下さいませ。

末筆ながら、本年も何卒、宜しくお願い申し上げます!