先週は、化学の「電気分解」「熱化学」について学習しました。
熱化学では、“ヘスの法則”から、エネルギーは保存されるという概念を知り、物理で学んだ力学的エネルギー保存則の知識とリンクして、立体的な視点を持つことができました。
私の場合、“〜の法則”という言葉を聞くと、何となく教科書的な、学生時代に暗記させられた公式のようなイメージが想起され、あまり現実味のないものだと脳が認識してしまうようです。
そこで、“〜の法則” に出くわした際は、英文で内容を確認していくようにしています。
“The Law of Conservation of Energy”
というように、“Law”が生々しく脳内に響き新鮮で、
“エネルギーが保存されるという現象は、この自然界で揺るぎない事実なんだぞ”
とビビットに訴えかけてくるようではありませんか。
2019年も終わりに近づき、化学・物理の勉強を始めて約2ヶ月が経った折、学習のポテンシャルエネルギーはどれくらい蓄積されただろうか、一度状況を振り返ってみようと思います。
データで見る学習進捗
化学
講座ビデオ視聴ベース
『岡野の化学』講義項目ベース
物理
講座ビデオ視聴ベース
『橋本の物理』講義項目ベース
平均学習時間
1日:12~13時間(週一休み)
振り返りと展望
化学は基礎の基礎範囲である内容の学習が終わり、残る単元の内容は基礎知識を応用したもの、もしくは各論であるので、ある程度一段楽はしたかな、という感覚。
将棋で例えるなら、駒の表面の動き方は理解した。裏面についてはこれから、というところでしょうか。
戦法を覚える(特許内容に踏み込む)ステージに辿り着くには、まだ時間がかかりそうです。
当初は3ヶ月で化学・物理シリーズを終了させようと考えていましたが、甘い見積もりでした。
良くも悪くも完璧主義的な傾向が自分にはあり、納得がいくまで次に進むことをしないので、可処分時間が多い割にスロースピードな印象。
具体的には下記のように学習を進めています。
- 講座ビデオを視聴
- 学習範囲に関わる知識をWikipediaで調べ、ワードにまとめる
- 図やマインドマップを加工しながらノートを作成
- データベースに知識を蓄積し、ノートとリンクさせる
- 大学の学習範囲に触れる内容を提供する良サイトで、関連項目を熟読
- 英語による学習サイトや動画で理解を深める
- ブログを書く
- 次の学習単元へ進む
ただ、化学・物理シリーズも半分が終わり、基礎の基礎を抑えた段階までは来ていること。さらに、学習フローが確立してきたことを踏まえれば、これからペースは上がってくるのかなと考えています。
よって、今から1ヶ月半を過ぎた2020年1月中には、化学・物理シリーズを終え、基礎を固めておきたいところです。
しかし、焦りは禁物。
腰を据えて学習できる状況は今しかないので、スピードも大事ですが、エネルギーが高まるような行動をより重視し、未来の仕事でそのエネルギーを変換したいと思います。なにせ、
自然界の物理法則ではエネルギーが保存される
わけですから、エネルギーを蓄えた分、正しいベクトルで変換させれば、多少の抵抗があろうとも躍進力につながるはずです。
この事実は学習をする上で、かなりの精神的支えとなってくれています。