雨音はリズムよく降りそそぐ(1ヶ月間の振り返り)

6月は、翻訳における基礎体力のボトムアップを目指した月でした。

5月に挑戦したトライアルの結果を受けて、自分に何が足りないのかを分析し、それを補うためのトレーニングを考え実行。

ここにその行動の記録を簡単にまとめておきたいと思います。

トレーニングメニュー

翻訳練習(1ヶ月間に投資した時間の割合:70%)

■医学翻訳対訳ソフト『イートモ』を使用しての翻訳トレーニング

→勉強した内容、又は理解を深めたい内容からキーワードを選び英文検索

→翻訳後、自分の訳文を訳例及びAI(DeepL)訳と比較

→センテンスごとに得た気づきを記録

→気づきを1つのワードファイルにまとめる

<行動の理由>

自身の訳文のクオリティを翻訳市場で通用するレベルまで引き上げるため
→ベテランの方の訳例を分析してその技を自分のものにしたい

・ベテラン翻訳者、AI、自分の訳を比較することで自分の訳を評価するため
→ワード単価で換算してどのくらいの実力があるかを大体で見積もりたい

・AIの実態を知るため
→時流に合わせ、AIができること(できないこと)を肌感覚で知っておきたい

・自分専用の翻訳バイブルを作成するため
→成功例、ミスパターン、表現技法などを簡潔にまとめておきたい

・調査方法を洗練させるため
→キーワードで抽出された英文1センテンスの中の限られた情報をもとに、必要なリソースを集めて解を出すという工程を、精度高くかつ時間を圧縮させて行うトレーニングを積みたい

遺伝子工学の勉強(20%)

■『遺伝子工学~基礎から応用まで~』を読む

<行動の理由>

◎遺伝子工学を体系的に学ぶため
→これまで勉強してきた内容は断片的であったので理解を深めたい
→遺伝子工学をマスターして バイオ・メディカル 分野の守備範囲を広げたい

特許翻訳に特有のルールを深く理解する勉強(10%)

<行動の理由>

◎特許翻訳に関わる文法やテクニックなどのお作法を確実に身につけるため
→請求項の訳出など、権利範囲に関わるセンシティブな翻訳作業についての理解を深めたい

来月の行動

以上のように6月の大半を訳文の品質向上にむけたトレーニングに費やしました。

クオリティを高める練習に終わりはありません。

しかし、来月からは実戦形式の練習を中心にする生活に戻します。自分の訳文の質が、翻訳メモリに蓄積してもよいレベルになっただろうと自己判断したからです。

実戦形式の練習とは、ワード数の多い特許明細書を翻訳すること。バイオ・メディカル分野の特許明細書は、他の分野と比較してワード数が多い傾向にあると思えます。

ヘビーな案件をハンドリングできるような新人になりたいので、長い文章に対する免疫を徐々に獲得しておかなければならないでしょう。新人に都合がよい案件は少ないはず。

また、翻訳練習と並行してトライアル応募を再開します。

行動→分析→行動→…(リピート)。なにごともリズムよくシンプルに!

ですね!